農福連携プロジェクト実践の場として、山手地区社協の方々が中心となり、地域の障がい当事者へ畑を解放。障がい福祉施設に所属する利用者さんが、野菜はもちろん、お花や果物の栽培から収穫までを「農作業」として参加しています。農作物の成長を見守るということは、天気や気温なども気になります。収穫ともなれば「旬」の野菜を「知る」ことにもつながり、もちろん成功・失敗もリアルに体験することができます。
この体験こそ、障がい当事者にとってかけがえのない自信や充実感につながります。将来の農業従事への可能性も大いに期待できる取り組みです。ワークス大久保では農作業班を設け、定期的に参加しています。
明石市はSDGs未来安心都市として「いつまでも すべての人に やさしいまちを みんなで」をキーワードに、SDGsを反映した持続可能なまちづくりを推進しています。
この度ワークス大久保は「あかしSDGsパートナーシップ制度」にご登録いただき、市のSDGs活動を共有していくことになりました。
SDGSの数ある目標の中で、私たちは 12 につながる「資源の有効活用」、 15 につながる「フードロス問題」を中心に取組んでまいります。資源の有効活用では様々な廃材を活用した自主製品やアート作品の開発、フードロス問題では主に近隣農家さんで出る規格外の野菜の流通などに着目した活動をしてまいります。
2030年の目標達成に向け、利用者様と共に1歩ずつ歩んでまいります。
ノアではアート班が作成した絵やデザインをPC班がフォトショップやイラストレーターで編集してTシャツやマグカップ、トートバッグにプリントするという作業もあります。
出来上がったものは販売はもちろん、コンテストなどへ応募も行っています。より多くの人にご覧いただき、評価される仕組みは利用者様のモチベーション維持につながっています。
また店頭では接客を、オンラインショップでは受注、梱包、発送業務なども学んでいただけます。
ワークス大久保ではあかしユニバーサルフットボール連盟に属し、連盟の催しに参加しています。
サッカー教室や大会参加はもちろんですが、グラウンドを思いっきり走り回ったり、気を使わず寝転がったりと体を動かす楽しさを改めて実感できます。
体を思う存分に動かすことで運動不足を解消し、健康的な体作りに役立てます。
障がいの有無・年齢・性別関係なく、まさに「ごちゃまぜ」で楽しんでいます。
SDGsの 3・11 の目標にも通じるこの活動のさらなる発展にご期待ください。
連盟ではアンプティサッカー(切断障がい)やブラインドサッカー(視覚障がい)の体験会などを行いパラスポーツ分野の普及、啓発活動も積極的に行っています。